Sotto il cielo di Milano☆

~ ミラノ の 空 の 下 で ~  伊パパ&私と息子のミラノ生活日記

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出産当日 「Il giorno che ho partorito」

10月26日の夜(出産前夜)、子宮の収縮(生理痛の軽いようなもの)を感じ、でも出産予定日まではあと4日あるし...きっと休めば治まるだろうと思いながらその日は就寝。
次ぐ日の朝、やはり子宮の収縮がある...そして、ごく少量の出血が...。また前回の症状の出血?もしくは、これが「おしるし」?でもまさか…と思いながら、午前中は安静にしていました。
収縮は治まらず、陣痛にしては軽いし、、、陣痛とは一体どれくらい痛いのだろうか…と、そわそわ。

PM 3:00
この子宮収縮の度に、「きゅ~ん」という痛みが加わってきた。「これが陣痛?」もしくは、「前駆陣痛?」(にせ陣痛)なのかな?とドキドキ。
とりあえず、入院する為の荷物を再チェック。そして、陣痛の間隔を測ってみました。25
痛みは20分くらいの間隔でばらつきがあり、しばらく横になって様子をみることに...

PM 4:00 夫に連絡。
20分間隔の痛みが定期的にくるようになり、痛みも増してきました。これは「本物の陣痛」 と確信!
夫の会社から家まで帰るのに車で1時間程かかる。陣痛の間隔が短くなるのには、まだ時間がかかるかもしれないが、念の為、夫に「今日は早く帰って来れる?」と電話
夫はそれを聞いて、すぐに家に向かってくれました。

PM 5:00 夫が帰宅。
既に陣痛が10分間隔に...。そこで、事前にお願いしていた助産婦さん(E)へ電話し、5分間隔になったら病院へ来るように言われました。
...しかし、電話をした10分後には既に5分間隔に!
母親学級では「5分間隔の陣痛が2時間続いたら病院に来るように」と言われたが、もしこれ以上間隔が短くなったら痛くて歩けそうにない。再度、Eに電話をし、車で病院へ向かうことにした。

PM 6:00 病院に到着。
病院の救急窓口で受付を済ませた後、産婦人科病棟へ案内されるが、辿り着くまでに何度か陣痛が襲い、途中、休み休み歩いて産婦人科に到着。
助産婦(E)は、勤務時間外でしたが、私達が到着した後に彼女も到着。
先ずは、Monitoraggio(胎児の心拍数と陣痛の波を測定する装置)を受け、陣痛の波はとても理想的とのこと。そして、内診をすると子宮口は既にが3~4cm開いていた。Eから、どんなお産をしたいか聞かれ、私は迷わず「Parto acqua!」(水中分娩)と答えた。 医師からは、「水中分娩は問題なし」と判断。

PM 7:00
病室に案内され、パジャマに着替えてから、血液摂取と心電図の検査。
そして、「さぁ、行きましょう!」と言われ、私は「えっ?どこへ」と思ったら分娩室へ~でした。
私と夫の反応は「えっ!もう!」…長時間待たされると思っていたから心の準備ができていなくて、ドキドキ。 。。
分娩室に入りMonitoraggioや浣腸、産道を柔らかくするための注射をしてもらい待機。ここは陣痛から分娩まで同じ部屋に居られるのです。
私は陣痛が襲ってくる度に夫にしがみつき、時折、あまりの痛さに彼の手を強く握り締めすぎてしまい...夫は痛がっていましたっけ...。
母親学級で習った呼吸法、「眠っている時のように安らかに」~これは、実際あの痛さの中では無理。せめて息を止めないように「フーフー」と息をするのが精一杯でした。

PM 8:00
子宮口は6cmまで開き、リモコン式のMonitoraggioをお腹に装着し、バスタブに入る。
↓このバスタブ、いわばジャグジーのようなもの。
bath
バスタブの中に入るとお湯の温度も丁度よく、「ふぅ~気持ち良い~」・・・なんて思っているのもつかの間、辛い陣痛が絶え間なく襲ってきました。やはり水中であっても痛いものは痛い...。でも、陣痛のない間は「ほっ」と、リラックスできました。
時折、夫にミネラルウォーターを飲ませてもらったり、湯船のお湯を胸にかけもらったり、バスタブの中で寝た状態で陣痛が強くなるのを待ちました。
分娩室の中では、音楽をかけてくれたのですが、耳に入っていたのは最初のうちだけ。陣痛の痛みに耐えるのと呼吸が乱れないようにするので精一杯でした。

PM 8:56 誕生の瞬間。
そうこうしているうちに陣痛は痛さの絶頂になり、Eは、「痛かったら悲鳴をあげていいのよ。う○ちをしたい時のようになったら力んでね。」と。。。
何かの用事で部屋に出ってきたスタッフ、「もうすぐ産まれるのね!じゃぁ、見て行こう。。。」と、気がつくと私の周りには4~5人程集まっていました。(...水中出産と、私達の子供に興味がある様子)
私は、どこまで力むのを待つべきなのか迷いながらも、強くなった陣痛に合わせて「う~ん!」と2回力んでみました。水中で内診を受けると、頭が既に下りてきているとのこと。
そして3回目の力みで、子宮膜に包まれたままの頭が見えました!(この時、周りのスタッフは、「おぉー黒髪だ!」などと騒いでいるが、私は必死!!)
Eに、「まだ力むべき?」と確認し、最後に全ての力を振り絞って力み、、、
すると、水中に「ずる~ん!」とおりてきましたー! (PM 8:56)
EはすぐにKaiをすくいあげ、 臍の緒がついたまま私の胸の上にのせてくれ、
生まれたばかりのKaiは、私の胸にべったりと張り付いてあたたかい。。。
私は、こみあがる嬉しさとホッとした気持ちで涙がポロポロ。。。感動で胸がいっぱいに。出産後の喜びは全ての痛みを忘れる…と言いますが、本当ですね。
この間、Kaiは鼻や口の中に入っている羊水を吸引されましたが、全く泣かずに大人しい。。。
そう、話に聞いていた通り、水中分娩は赤ちゃんにとってもストレスがないので泣かないのです。

それから、臍帯をカット、プラスチック製の臍帯クランプで留められ、Kaiは他の部屋にある検診室へ連れて行かれました。
私はバスタブから出て、分娩台に横になり、少ししてから胎盤が排出された様子。
水中分娩ということで会陰切開はありませんでしたが、自然裂傷した会陰の縫合があり...「2針だけ縫うね。」と言われたわりには手こずっていたようで、結構痛かったわぁ。

そして、点滴を受けながら、服を着たKaiを抱かせてもらう。~ほっとする一時。(...しかし、他の部屋からは、分娩中のうめき声が聞こえていました。)
~私は、胸の上にいるKaiにおっぱいを与えてみましたが、未だ上手く吸えない。ついさっきまで私のお腹にいたと思うと不思議な感じでした。

夕食を食べていなかったので(実は病室に入った時、ちょうど夕食の時間だったので食べるつもりでいた私)分娩台の上で休みながら、暖かいカモミールとビスコッティをいただきました。
この間、待合室で待っていた義母も中に入り、Kaiと初対面。とても嬉しそうで、私もそんな姿を見るのが嬉しかったです。 

                     mamma

病院嫌いの夫も、立会い出産は全く問題なく、素敵な体験だったとのこと。 

                     出産直後

水中分娩は、本当に感動的でした。
因みに、母親学級で一緒だったみんなも既に出産を終え、私が最後の一人だったようです。
15人のうち、私を含めて2人が水中分娩、無痛分娩が1人、帝王切開が推定3~4人、その他は普通分娩だった様子。(意外にも水中分娩や無痛分娩の希望者が少ない。)

22:30 病室に戻り、就寝。
ここは通常2人部屋なのですが、幸運なことに一人で使うことができました。母子同室で、私のベットの横にはKaiのベット。
隣のガラス越しには、保育室があり、保育器に入った赤ちゃんがいたり、ここで看護婦さんが赤ちゃんのお世話(入浴やおむつ交換、体重管理)をしてくれます。

この出産当日は、Kaiも疲れたのでしょう~夜は泣きもせず、ぐっすりと眠っていました~
私は、夜中じゅうKiaの顔を見ていましたっけ。。。
      1


結局、幸運に恵まれ、陣痛ということを確信してから出産までトータル5時間、病院に着いてから3時間足らずでスピード出産した私です。

この出産で、陣痛~分娩~産後、いつも傍にいてくれた夫、安産で産まれてきてくれたKai、
そして、この病院や素晴らしい助産師に恵まれたことに大変感謝しています。
イタリアで出産したことは、生涯心に残るとても貴重な経験となりました~

 


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無事に出産しました!

イタリア時間、10月27日(20時56分)無事出産しました!
体重3050g、身長47cm、男の子です。
希望通り、水中分娩。助産婦さん曰く、超スピード出産(安産)だったそうです。

名前は、「Kai 」です。
イタリア名、セコンドネームは「Paolo 」(夫のおじいちゃんの名前からとりました。)
日本名は、「海(かい)」と書きます。
イタリアでは22歳になるまで二重国籍をとることができ、その後、どちらの国籍をとるか決めることになります。
よって、イタリアでは夫の苗字、日本では私の苗字になります。

昨夜(10月30日)母子共に無事退院しました。
また時間の余裕ができたら、出産の様子をBlogに載せたいと思います。
今後も親子ともども、よろしくお願いします~
kai

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